生き方

なぜ、あなたは「カッコよく生きられないのか?」その3つの理由

「〇〇さんのような、カッコいい生き方をしたい」

自分の生き方と比較して、他人の生き方に憧れた経験はありませんか?

本や映画・講演に感銘を受けて、自分も「カッコよく生きたい」と考えるも、中々思うように理想とする生き方ができない。

そう感じている方に向けて、なぜあなたが「カッコ良く生きられないのか?」を解説していきます。

【この記事を読むメリット】

  • 「カッコいい」の本質を理解する
  • 「生き方」のあるべき姿を理解する

[toc]

 

あなたが「カッコいい生き方」をできない理由は3つある

あなたが「カッコいい生き方」をできない理由は3つあります。

その理由とは、下記3点です。

【カッコ良く生きれない理由】

  • 「カッコいい」の外側を見ている
  • 「カッコよく生きる」ことを目指している
  • 「比較の人生」で生きている

「カッコいい」の外側をイメージし、その上で「カッコよく生きること」を目指している。

それでは「カッコいい生き方」はできないのです。

まとめると、「自分の生き方を見失っていませんか?」という話です。

この理由について、一つずつ詳しく解説していきます。

 

1.「カッコいい」という言葉の意味・解釈

「カッコいい」という言葉は「理想像との合致」を指していることに変わりはないのですが、その中には2つの解釈が存在しています。

それは、

「外側の概念」と「内側の概念」

この2つです。

 

「カッコ良さ」の外側

「カッコ良さの外側」とは、能力や実績などの対外的な概念です。

例えば

・陸上競技で早く走れる人はカッコいい

・美しいダンスが踊れる人はカッコいい

・容姿端麗で服がお洒落でカッコいい

など、カッコよく生きたいと考える人の多くはこうした外側を捉えがちではないでしょうか。

「スマートに生きたい」

「容姿端麗・品行方正・運動神経良好」など、何か基準があり、それを目指したいと思う人が大半。

しかしながら、こうした「カッコ良さ」は、その人の内面性、美学や価値観といった部分が重要であり、外側から見た上辺部分にはない要素によって発揮されているものです。

 

「カッコ良さ」の内側

「カッコ良さの内側」とは、「カッコよさ」の本質に対する概念です。

イチローを例に挙げると、

「イチローは野球がうまいからカッコいい(外側)」のではなく、「イチローは、イチローだからカッコいい(内側)」のです。

つまり、彼の考え方・価値観・行動・全てが相まって「イチロー」というカッコよさを生み出している訳で、私達はそれを評価しています。

カッコよく生きている人は、その人の「価値観・美学」といった内面による要素が大きく関係しています。

マザーテレサの名言には、こんな言葉があります。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

人の性格・行動・運命を決定づけて行くもの、それは「内面」にあるという名言です。

私たちが捉えがちな外側のカッコよさは、全て内面的な要素の結果にあるということ。

あなたの考える理想の生き方を追求し、自分らしい人生を目指すこと。

それが結果として、外側のカッコ良さに繋がっていくのです。

 

2.「カッコよく生きる」ことを目指している

カッコよく生きることを目指している限り、あなたはカッコよく生きられません。

なぜなら、カッコ良さとは自己を追求した先にあるものだからです。

カッコよく生きることを目指すことは、自分の生き方を追求しているのではなく、他人からの評価や視線を追求している。

あなたが「なぜ、あの人はカッコいいんだ」と思っている人も、本人は恐らく「カッコよく生きている」とは思っていないでしょう。

他人に評価される人生を送るということは、結果として「幸せでもなければカッコよくもない」という生き地獄が待っている可能性が高い。

だから、「カッコよく生きたい」と考えない方がいい。

それは、自分ではない何かに「意識のベクトルが向いている」状態です。

自分らしく生きることが、結果としてカッコよく生きることに繋がるのだと考えよう。

 

3.「比較の人生」で生きている

結局、外側のカッコよさを意識していることは、「比較の人生」で生きているに過ぎません。

比較の人生は、他者の基準と比べて自分はどうか?という価値観のため、心から満たされることはないでしょう。

上には上が居て、安心するには下を見るしか無いからですね。

結局これも、意識のベクトルが自分に向いていない状態です。

最も大切なのは、自分らしい生き方で、比較の人生に別れを告げること。

「カッコよく生きる」とは、自分は何のために生きていくのか?という自己探求の中に全てが詰まっています。

他人との比較・視線を意識して生きるのではなく、自分が何をして人生を全うするか。

カッコ良さを狙って生きるより、120%楽しい人生が待っています。

あなたが楽しく、自分の思うままに生きることが、最もあなたにとってカッコいい人生になるはずです。

 

まとめ:「カッコいい」は自分らしさの結果論

結論、「カッコいい生き方」は自分らしさを追求した結果、得られるものです。

「カッコよく生きる」を目指して生きるのではなく、自分にとってカッコイイ人生は何か?を意識することが大切です。

それは人によって様々で、あなたの生き方に新しい出会いや変革を与えてくれます。

自分の求めるカッコ良さを信じ、常に自分をアップデートしていくことで、結果として「カッコイイ人生」を送ることができるでしょう。

 

-生き方
-, ,