本記事は、下記のようなお悩みや疑問を解決する記事です。
- IT系の企業に転職したい
- 20代で転職を成功させたい
- おすすめの転職エージェントが知りたい
- エンジニアが転職で年収を上げるコツを知りたい
エンジニア市場は慢性的に人材不足、かつ若手のニーズが高いので、20代前半でも転職によって年収を上げるのは難しくありません。
管理職になって年収を上げる方法もありますが、20代のうちに高年収を狙うなら転職したほうがより早く実現します。
ただし、転職のタイミングや転職先を間違うと年収が下がってしまうこともあるので注意は必要です。
この記事を読めば、「20代エンジニアが転職で年収を上げるコツ」がひと目でわかりますよ。
ではさっそく、本題に入っていきましょう！
[toc]
20代エンジニアが転職に失敗しないためには
エンジニアは本人の能力やスキルが正しく評価されていないケースが多く、転職したら年収が一気に上がる人も多いです。
一方で、今の会社でまだ成長できる場合や、スキル不足の状態で転職活動をすると失敗してしまうこともあります。
転職で失敗しないためには、具体的に以下の2つについて考えておきましょう。
エンジニアとして目指すキャリアを明確にする
転職の目的が年収アップだとしても、もし興味のない仕事だったらどんなに年収が高くても長続きしないですよね。
また、エンジニアとして目指すキャリアを明確にしておかないと、面接で筋の通った話ができず転職活動に苦戦し、希望しない企業へ転職せざるを得ない状況になりかねません。
「今は激務でもいいからとにかくコーディングの経験が積みたい。だけど、3年以内にフリーランスエンジニアになりたい」
例えばこういう風に理想のキャリアを言語化して、そのキャリアに対して今どんな努力をしているかまでを準備できていると、企業側からの評価が高くいい人材として見られます。
年収アップに必要なスキルは身についているか
ざっくりとしたイメージですが、高年収のエンジニアは以下のスキルが高いです。
- 大手企業：要件定義や機能定義などの上流工程をこなせるスキル
- ベンチャー企業：自発的にプロダクト開発を進めていけるスキル
とはいえ、スキルがそこそこの20代エンジニアが、いきなり高度な経験を積める企業に転職できる可能性は結構低いです。
そこで、20代のエンジニアが「転職で確実に年収を上げる2つのコツ」を紹介します。
20代エンジニアが転職で確実に年収を上げるコツは2つ
1つ目のコツは「年収を上げたいエンジニア全員に必要なこと」で、2つ目のコツは「今すぐ誰にでもできること」です。
特に2つ目のコツは、案外後回しにする人が多いですが、やるだけで年収が上がるチャンスが増えるのでやらないと損してしまうかもしれません。
1. プライベートの時間を使ったスキルアップは必須
1つ目のコツが「プライベートの時間を使ったスキルアップ」です。
IT業界は進化が早いので、新しいスキルや情報は自らキャッチアップしていく必要があります。
実装経験が少なければ、インプットよりアウトプット重視で勉強するほうが成長が早いです。
成果物があれば努力を可視化できるので、企業へのアピールになりますし結果的に年収アップにつながります。
2. 転職エージェントは最低2社以上に登録する
2つ目のコツは「転職エージェントは最低2社以上に登録する」です。
エンジニア転職に失敗する人の中には、転職エージェント1社だけしか登録しない人がいます。
転職エージェントの担当者も人間なので、あなたと相性が合わないこともあるでしょう。
また、担当者によって教えてくれる情報量が違うこともあります。
そんなとき、複数の転職エージェントに登録しておけば、納得するまで転職先を探せますし、あなたのエンジニアとしての市場価値がより明確になります。
転職エージェントへの登録にお金は一切かからないので、情報収集だけでも登録しておいて損はありません。
私も実際に登録しているおすすめの転職エージェントを5社紹介しますね。
おすすめ転職エージェント5選
新型コロナウイルスの影響で全体的に求人数は減っていますが、エンジニアに限っては積極的に採用を行っているため、今だに売り手市場の状況が続いています。
エンジニア転職に特化したエージェントにはそれぞれ特徴や強みがあります。
年収を上げるコツのところでも書きましたが、1社しか登録しないのはもったいないです。
今回はその中でも特におすすめの5社を紹介するので、気になる転職エージェントがあったら、好条件の求人を逃さないように登録しておきましょう。
マイナビITエージェント
おすすめポイント
- 「推薦状」を用意してくれたりとサポートが手厚い
- 20代や第二新卒のエンジニア転職に強い
- 求人の質が高く非公開求人も多い
- 企業の社風や必要なスキルを詳しく教えてくれる
プロの転職
おすすめポイント
- 他社に出ていない独占案件がある
- 給与アップの条件交渉が強い
- 「特別枠」と呼ばれるポジションに応募可能
- 大手からベンチャー企業まで求人が幅広い
TechStars Agent(テックスターズエージェント)
おすすめポイント
- エンジニア経験のある担当者が多い
- 10年後のキャリアを見据えた提案をしてくれる
- ベンチャー企業を探している人はぴったり
- エンジニア限定のイベントに招待してくれる
社内SE転職ナビ
おすすめポイント
- 社内SEの求人数が業界トップクラスに多い
- 東京の優良求人が圧倒的に多い
- 職務経歴書の添削が細かく手厚い
RemoteBiz(リモートビズ)
おすすめポイント
- リモートワークに特化した求人が多い
- フリーランスエンジニアとしても働ける
- 週2日案件など柔軟な働き方を選べる
おすすめの転職時期と企業の選び方
エンジニアの転職求人は一年を通して募集されていますが、求人数が多い時期はあります。
自信がない人は、エンジニアの求人が多い時期に転職活動するのがおすすめです。
また、大手とベンチャーでエンジニアの働くマインドは違うので、自分がどちらのタイプなのか把握しておくことが大切です。
エンジニア転職におすすめの時期
転職におすすめの時期は、一般的に2～3月と9～10月頃と言われています。
年度末や下半期のタイミングで人員補強を行う傾向にあるので、好条件の求人や非公開求人に応募したいなら、上記の時期に転職活動をするのがおすすめです。
安定した大手と成長できるベンチャー
大手企業は、ボーナスや福利厚生が充実しているので安定した年収が欲しい人におすすめです。
会社のネームバリューがあるので、転職で有利になる点も魅力。
デメリットは、分業化で任される仕事が少ないことです。
サービスをイチから作りたい人には向いていません。
ベンチャー企業は、フルスタックエンジニアになりたい人におすすめ。
ある程度のスキルは求められますが、柔軟な働き方や裁量が大きい点が魅力です。
デメリットは、福利厚生や給与面が整っていないことです。
ワークライフバランスを求める人には向いていません。
20代エンジニアにIT企業が求めること
20代エンジニアに対してIT企業が求めることは「伸びしろがあるか」、「素直さ」、「コミュニケーション能力」です。
プログラミングスキルは入社してから身につければいいというIT企業が多い印象です。
少し具体的な例を出すと以下のような感じです。
- 今まで失敗に対してどう対処してきたか
- そもそもプログラミングが好きか
- 周りのエンジニアとうまくやっていけそうか
働く場所によっては、ハイスキルだけど性格に問題のあるエンジニアもいます。
ですが、誠実さやコミュニケーション能力が高いエンジニアのほうが、結果的に色々な仕事を任され周りからの信頼も厚いです。
まとめ：エンジニアはチャンスの多い業種
エンジニアは20代のうちに大幅な年収アップが見込める数少ない業種です。
自分の努力次第でチャンスは広がります。
20代エンジニアが転職で確実に年収を上げるコツは以下の2つと説明しました。
- プライベートの時間を使ったスキルアップは必須
- 転職エージェントは最低2社以上に登録する
何から始めればいいかわからない人は、まず「自分の市場価値」を調べてみてはどうでしょうか。
この記事で紹介した転職エージェントへの登録であれば今すぐ始められます。